【年間200件の事例】から学ぶ「孤独死対処方法」

千葉県松戸市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと

年間で3,000人以上も発生している孤独死。
千葉県松戸市も例外ではありません。
松戸市では、2000年代前半に常磐平団地にて死後3年の白骨遺体が見つかる等、市として孤独死を問題視し、対策を行っている市の一つです。

松戸市の孤独死の現状

松戸市では、常盤平団地での孤独死が相次いだことがきっかけで、孤独死の統計を取るようになりました。
松戸市での孤独死の定義は「自宅で誰にも看取られずに亡くなった40歳以上の一人暮らしの方」であるのですが、統計の結果、孤独死の数は毎年増えているのです。
2016年に誰にも看取られずに自宅で亡くなった方は、実に218名、前年より40人以上も増える結果となりました。
この数字は40歳以上の方だけの統計ですので、若い方の急死や自殺等を含めると、もっと多くなると考えられます。
孤独死というと、高齢者が多いイメージがありますが、実際には地域社会との関わりが薄い
中高年の方々も多いというデータがあります。
特に松戸市では、孤独死の7割近くが男性というデータもあり、40~50歳代だけでも50人以上が孤独死で亡くなっています。
女性では、80歳代の方が孤独死する人数としては一番多かったのですが、男性は60歳代
であることもあり、孤独死を防ぐ為には、男性の地域社会との関わりが今後は重要と考えられています。

もし孤独死を見つけてしまったら

とはいえ、孤独死を0にするのは不可能に近いでしょう。
身内の方が松戸市で一人暮らしをしているのであれば、松戸市では色々な対策を行っているので、早めに相談しておくことも重要でしょう。
しかし、それでも孤独死してしまった場合、発見には数日経ってしまうことが多いのです。
夏場では死後2日程経つと腐敗が進みますし、実際に毎日連絡を取っている等の理由がない限り、基本は隣人等が異変や異臭に気付くことがほとんどのようです。
残念ながら、気付くことが遅くなればなるほど、部屋の状況は悪化していきます。
腐敗臭や、場合によっては体液等により部屋全体が汚れ、床に染み付いて簡単に取れないという状況に陥ることもよくあります。

その場合は、ハウスクリーニングやいつものような清掃では取り切れないことが多いのです。
そういう事象が起こった場合は、事故物件や孤独死の清掃をプロとしている、特殊清掃を行っている業者に依頼をしましょう。
昨今、たくさんの特殊清掃の業者がいらっしゃいますが、依頼したのにも関わらず、臭いが取り切れない等の事例も実際にはあります。
一度でしっかりと清掃を済ませる為には、弊社のように、脱臭マイスターの資格をもっている、特別な掃除器具を使用している等の会社を参考にすると良いでしょう。

「千葉県松戸市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ

  • 松戸市の孤独死の定義は「自宅で誰にも看取られずに亡くなった40歳以上の一人暮らしの方」。
  • 松戸市の孤独死のデータでは約7割が男性という結果。
  • 孤独死が起こった場合の部屋の清掃等や特殊清掃業者に依頼しましょう。